You've got to find what you love
好きなことを見つけなさい。
見つからなければ探し続ければいい、と言ったのはスティーブ・ジョブズ。
そして最近好きなことが見つかった気がする。
いきなり話はそれるが、シリアに来てイスラム教に触れて「なぜ生きてるの」という問いを日本にいる時よりも意識するようになった。自分に対してムスリマという比較対象がいるからだと思う。彼らのベースには常に「اللَه」(神)がいる。眠りの前も目覚めの時も外出時、食べる時、なんでも。全ての行いはاللَه」の慈悲の下に行う。また彼らの頭の中には「最後の審判の日」というものがあって、その日のために善行を重ねたいと思う。大体人間はاللَهに仕えるためにاللَهが作られたのだ。ついでに自然も全て。
なんだか変だと思う。天国とか神様とか、私には宗教はよくわからない。だからかもしれないけど神様はいないと思う。たとえば一粒のお米に7人の神様だとか、人の心の中に存在する神だとかいうメンタル的な話ではいると思うけど、物理的にはいないと思う。
でも信じるものがあることはいいことだと思う。
彼らはاللَهのために生きていると思うし(敬虔なイスラム教徒は)それが悪いこととも思えない。
何かのためと思って生きたほうが人生が充実する気がする。(なんとなく)
多くの日本人には人生を通して信じるものなんてあまりないのでは?でもそれを信じてそのために生きるということを流動的なものとしてもっている人はたくさんいると思う。私にはまだそうゆうものは見つかっていないけれど、別の考えが生まれた。「好きなものを見つけたら、常に全力投球しよう」
そうすればいつか何か見つかるかもしれない。
اللَهのために一生懸命生きてるムスリマ。それなのに私はお金をもらう仕事以外の物事全てに対して省エネで生きてきた節がある。ケチだからかもしれない。好きなことに対してさえ。(世の中にはそう好きなことがゴロゴロ転がっているわけではないというのに!)
それに私は分別のあるオトナだから(だと思いたい)大丈夫。
好きなこと=ビールを飲むこと→飲みすぎてアル中なんて事態にはならないだろう。
終戦記念日に
パッタイ
先輩隊員の放出品(帰国するヒトが放出する不要になった食料、私物など)で手に入れたセンレック(タイの米麺)でパッタイをつくった。
手軽に見えて、意外と手がかかった・・・。
麺を戻す時間は別にして30分くらい。
この世には「パッタイソース」というものがあるらしいのですが、もちろんシリアにはないので、自分で適当に作った(もしろんレシピはWebからパクって)し、厚揚げがないので豆腐に片栗粉をつけて揚げてみたり(揚げだし豆腐か?)、ピーナッツを炒って砕いたもの、フライドオニオン&ガーリックを最後に散らしてみたり。
日本ではパッタイというものを作ろうと思ったこともなければ、作ってもまずピーナッツ炒って砕いたりしないと思う。フライドオニオンもつくらないだろう。もともと料理にはこらないタイプ。
なのに、ひょっとして私・・・・・・・ヒマなの?(いやちがうっと思う)
定番のもやしとにらが手に入らなかったけど特に問題なさそう。
パクチーを大量に添えてみた。
エビもいっぱい。
満足
ビールにもぴったり
タイカレー
そう見えないかもしれないけど、これタイカレー。
シリアにきても私のタイ料理への愛は変わりません。
(ので親からタイカレーの素を大量に送ってもらった)
タイカレーは緑、赤、黄がある。今回は初の黄色にしました。
イエローカレーには普通ジャガイモを入れるらしいが、この暑さでイモとか食べたくない&大量のオクラをさっさと消費したかった(シリアの市場ではキロ単位で野菜を買う)ので、オクラと鶏肉を投入。唐辛子も大量に投入。自分だけのための料理は、思う存分辛くできるのがうれしい。米はもちろんタイ米で。
タイ料理うまし
私料理うまし (たんにタイカレーの素のおかげ)
付け合せはパクチー(香菜、コリアンダー、シリアではキズバラ)山盛り。
日本ではやたら高いから手が出ないパクチー。
シリアでは1束10円なので1日1束ペースで消費してます。
うちに夜ご飯に来たヒトはみんな思う。「こいつまたパクチー食ってるのかよ?」
いつか私パクチー臭を醸し出すかもしれません。
海が好きです
シリアのリゾート、ラタキアに行ってきました。
ダマスカスからバスで走ること3時間半、ラタキア駅にてアレッポに暮らす親友と合流。
でも私たちノーマニーノープラン。バスもさることながら(おかげで予定のバスに乗れず彼女を待たせる始末)ホテルの予約もしていない。ラタキアはまさにオンシーズンだというのに!2人とも行き当たりばったりのお気楽人間なのです。
「最悪安宿でいいよね」と言いながら、おそらくその最悪の事態になるだろう・・・と予期しつつも、目指すは海岸沿いのプライベートビーチつきの素敵なホテル。でもエントランスの豪華さから行って金のない私たちはお呼びでなさそう。それでもせっかくなので(?)フロントで(親友が)一番安い部屋を求めると、空部屋あり、しかもどうやら一人1500SP(30ドル)以内で泊まれそう!それならなんとかひねり出せます。
部屋で一息、そして、海へ。広がる砂浜、地中海
今更ですが、海が好きです。大好きです。一生側にいたいです
海で浮かび、浜辺で話、プールで泳ぎ、ビールに魚。
「私たちがこんないい思いしちゃっていいの?」というほど完璧な休日でした。
ま、それも親友の過去の記憶とアラビア語を駆使したからこそなんだけど。
最後、ひやりとしたのが、帰りのバス。
これも当然予約していなかったのですが、夕方バス会社のオフィスで切符を買い求めると「ブクラ(明日)」。ひょっとして私、今日ダマスカスに帰れない・・・・?
考えれば当然なのですが、日本で日曜の夜に都内へ向かう高速道路が大渋滞となるように、シリアでも土曜の夜にダマスへ帰るヒトはたくさんいるわけです。他のバス会社でかろうじて席を確保できて、しかもそのバスにラタキアの先輩隊員が乗り合わせたため、家への道も非常にスムーズでした。
ナニからナニまでラッキーだったラタキア。最高の週末をありがとう。
というわけで、再来週も行ってきます。
再来週の私へ、バスの予約は忘れずに。
朝はフルーツにカギルワネ
嫌いじゃないけど、別に好きでもない、フルーツ。
いや、好きっていえば好きだけど、いつ食べればいいかわからないフルーツ。
好きなフルーツは大体外国産。マンゴーとかパパイヤとかね?
ということで、日本ではフルーツなんて買ったことなかったのです。
が、最近暑すぎて、朝ごはん食べる気がしません。
でもフルーツなら食べられるかも・・・と思って買いました。
さくらんぼ500グラム(約50円)。
その夜、遊びに(飲みに)きた先輩隊員に「おみやげー」と手渡された。
さくらんぼ1キロ(いくらかわからない)。
カシオン山がうっすらと見えるすばらしいロケーションをバックに
さくらんぼの山をとってみました。
一生懸命食べているけど、まだこんなにあります。
週末は旅行に行くので、明日と明後日の朝でこれを
食べき・・・・・・・
れるわけないがなっ。
大塚愛にわけてあげたいです。
テストが続くよ
どーこまーでーも~~~
最近アラビア語のテストが続いた。いつ終わるのか?明日終わるらしい¥
ちなみに終わったら、いよいよ、先生としての活動開始!
ではなく、次のステップのアラビア語クラスに行く。
今、協力隊の活動とかいいながら、アラビア語を勉強させてもらっていて思ったこと。
勉強って主に(全てとはいわない)受動的。だから楽だと。それってすごく限定的というか、ある側面からの視点でしかないとしても、単純に先生と生徒という立場を考えると、先生のほうが能動ですよね?というか、基本、先生はお金をもらって、生徒はお金を払っているので、生徒が受動的であることが許されるのかな。(とはいえアラビア語のターリバ(学生)は「求める人」という意味があるので、私の考え方は少なくともアラブ的には間違っている?)
とかあれこれ考えたのは、今後できるだけ早い未来に、受動的でない立場としてアラビア語の勉強以外の何かをしたいわけ(少なくとも名目的には)で、それが本来の目的。でもそれっていきなり面倒くさい!あぁいつまでもターリバ(学生)でいたい・・・と思ったから。自分がいくら現状に馴染む人間とはいえ、学生で2年間を終えていいものだろうか、いやよくない。
くだらないジレンマが渦巻く今日この頃。
寝つきはいいですが。
冷たい麺ブームの予感
先日、シリアで30歳を迎えました。
誕生日当日は、我が家で先輩隊員たちに祝ってもらい、
つい先日もレストランでお祝いしてもらいました。
30歳になって2つめの名前入りホールケーキ。
とにかくおめでとうをたくさんもらってうれしかった!!!
それはそうと、最近アラブ料理が続いたのと、暑いのとで異常に「つるっとした冷たい麺」に飢えていた。シリアのレストランで麺を食べようと思ったらパスタしかないし、中華に行っても焼きそばがいいところだ。
ざるそばとかそうめんとか冷やし中華とかサラダうどんとかそうゆうさっぱりしたものが食べたいのっ。
ということで、一昨日の朝、固く決意した。
「今日の夜は、誰がなんと言おうと、家で、サラダうどんを食べる」
というのも、今日はサラダうどんと決めていても、夕飯の誘いがくるとつい乗ってしまって断念することが多かったので。(実際この日もカレーを作ったので食べに来いとの誘いが)
幸いうどんは帰国したJICAの専門家の奥さんから貰い受けている。シリアでうどんを買おうとすると800円近くするので大助かり。(ゴマダレを作るすり鉢も専門家の奥様から譲り受けた)
パクチーとツナ、トマト、ねぎ、ゴマダレで完成。当然マヨネーズも。
感無量・・・・・・・・サラダうどん、おいしい。
これから自分の中で、冷たい麺ブームが来る予感。
今日は冷やし中華だっ・・・と思ったら、今、同期隊員から「タイカレーつくろう」(しかもうちで)との提案が。
悩ましい。どっちにしてもビールには合うから、ま、いいか。
誰が自然をツクッタにせよ
活動(していない)報告
昨日、朝の5時までアラクを飲みながら話(UNOも)をしていて、今朝は若干活動に遅刻。ネコまっしぐら。ダメ協力隊員まっしぐら。
すっかりシリアンタイムになってる自分に疑問を抱きつつ家を出て、モスクに到着。活動先の先輩隊員と小1時間話して、カウンターパートの元に行く。
「ピクニック行きたい?」「行きたいけど、アラビア語やらなきゃ・・・」
「マーレシィ(気にしないで)」 というわけで行ってきました。
ダマスカスからセルビス(乗り合いタクシーのようなもの)に乗って、カシオン山を越え、レバノンに程近い場所に辿り着いた。
タビーアクティールヘルウェ(自然がちょーきれい)。
一緒に行ったのは、もちろんイスラム教徒の女性達。自然に触れながらアラブ飯を食べて、話して、笑って、楽しかった。 今日はフィリピン人やインドネシア人、アメリカ国籍の子、UNDPのスタッフなど英語が堪能な人が多く、アラビア語、英語共につたない私だけどたくさんのコミュニケーションがはかれた。
でも私、若干、ピンチです。最近イスラム文化に興味が出てきて、素直にそのことを口走ると、熱心に相手がイスラム教について語ってくれることが多いのです。今日もその例外ではなく、イスラムについてのアツイ教えを受けた。「単に一過性の興味です」とは言えない。えぇ、口が裂けても、何が裂けても。
今日心に残った言葉
「あなたはまだイスラム教徒じゃないの?」
「自然は誰が作った?アッラーが作った。」
「仏陀は人間でしょ?」
「日本では出生率が低下していて、子供を多く持ったらお金がもらえるんでしょ?」
今日反省したこと
私がイスラム教で知っていることとして次の言葉をあげると、「ケイコがムスリマになった」(←もちろん強く否定)と喜ばれて、キスをもらった。「ラーイラーハイッラッラー」(アラー以外に神はなし)
宗教に関する発言は注意深くしようと反省。
今一番したいこと
アラビア語をもっと話したい。
今二番目にしたいこと
「とりあえず生ください」と言いたい。」
今日のまとめ
私はムスリマは好きだけれど、私がムスリマになることは好きではないと思う。誰が自然をつくったにせよ。